上司の説教が長くて腹が立つと思ったときに考えたいこと。

上長が部下に対して説教する。怒る、叱るということは、おそらくどのような業種でも発生している事案だと思います。

正当な理由があることもあれば、まったく理不尽な理由のこともあるでしょう。
自分ではなく、別の人が目の前で怒られている状況に遭遇するようなこともあるかもしれません。

こういうとき、ほとんどの場合は「不快」な気分になりますよね。

怒られて腹が立ったとしても、失敗で悔しい気持ちになったとしても、どちらにしても不快であることに変わりはありません。
ところが、こんな言葉も聞いたことはありませんか。

どんなことからも自分事で捉える。失敗は成長の元。

怒られて不快に感じたとしても、結局は自分の成長のためだと思って受け入れた方がいいですよ。というような話。

確かに大事なことなんですが、正直なところ怒られるという現象が起こっているときは。無理ですよね。感情的に。

できれば、感情的になって言い返してしまうことがないように冷静でいたいところ。

怒られても冷静でいるための思考

偉そうなタイトルを掲げましたが、私はそもそもは怒られたら「なんだと??」と反論しがちなタイプです。

そこまで自信がないときは「ふざけやがって、もともとはお前のせいだろが~」と責任転嫁するタイプです。

自分を責めるのが嫌で、自分を守りたくて、自分を正当化したい。

私は全力でこれをやってきたので、割と気持ちの切り替えは早いほうでしたが、根本的な「自責の念」をまったく解消できていないため、同じ現象を長く続けていましたが、最近パタッと「怒られている」と感じて不快になることも「感情的に反論する」こともなくなりました。

怒りたい人は怒りたいだけで、理由は自分(事象)とは関係ない
他人の感情の責任(フォロー)を自分が取ることはできない
自分が幸せになることと、目の前の出来事は無関係

こういうことを前提に持っているだけで、かなり気が楽になります。

自分が怒られているときはもちろん、自分ではなくて他の人が怒られている場合ですら、
もしかしたら自分に原因があるのかもしれない。
と、自分を追いつめている人、少なくないのではないでしょうか。

反省して改善しよう! と思うのも、もちろん良いことですし、それがナチュラルにできる人はそうやって成長していくと良いのですが、場合によっては「そうした方がいいことはわかっているけど、気持ちが切り替えられない」ということもありますよね。

そういうときには、さらにこんな前提を持つようにしてみるのがオススメです。

自分が幸せな気持ちになるために、今どういう状況だったら良いのかを考えて、実行してみる
相手が幸せになるために、自分にできることを精一杯やってみる

それこそ無理! と思うかもしれません。

腹が立っていたり、悲しい気持ちだったりするその瞬間に、原因になっている相手のために何かをするとか、相手の幸せのことを考えるなんてできませんよね。

でも、本当にそうでしょうか?

自分の気持ちの根っこには相手を不幸にするための選択肢はない

はらわたが煮えくり返って、今すぐ目の前の相手を殴り倒したい気持ちになっているその瞬間。

ちょっとだけ考えてみてほしいのです。

目の前の相手も、自分と同じように「幸せになりたい」と思って生きていることを。
そして、それが叶わないことに、自分と同じように苦しみ、あがいている最中だということを。

自分も、今目の前の相手が怒っていることで、「幸せになりたいのに叶わない」気持ちになっているけれど、相手も同じなのです。

じゃあ、自分が今この瞬間「幸せだ」と思えるためには、どういう状況だったら良いのか?

  • 怒っている相手が笑っている
  • 仲良くできている

これは例ですが、何かしら「最善の状況」が想像できるはずです。

次に、そのために自分ができることを考えてみましょう。

  • まずは自分が笑ってみる
  • 相手が求めていることを手伝ってあげる

最初は心が張り裂けそうな気持ちになるかもしれません。
腹の立つ相手を前にして笑顔を見せることや、相手のために手伝うことなんて、したくないですから。

でも、やってみるとあからさまに状況が好転するので、ぜひ一度試してみてください。
騙されてみてください。

それでも、うまく行動ができそうになかったら、心の中でこんなことをつぶやいてみてください。

自分自身は今以上にますます幸せになっていくことを信じているし、
目の前の人も今以上にますます幸せになっていくことを信じている。

ともかく、心の中で言葉を紡いでみます。

また、腹の立つことがあったら、同じように心の中で唱えて終わりにする。

不思議なことに、こうやって自分と相手の幸せを信じるだけで、その状況に転換していきます。

物理的な変化なのか、心の変化なのかはわかりませんが、ともかく相手の言動に腹の立つことが少なくなるし、腹が立たなければ仲良くできるんですよね。

そうすれば、結果的に相手の助けになることをしたくなるし、相手に笑顔も向けたくなる。

こうやって、関係性が好転していきます。

感情はむき出しにして良い

腹が立ったときに、言葉を心の中で紡ぎますが、そのときに注意したいのは、決して自分の気持ちを無視しないということです。

めちゃくちゃ腹が立ったならば、それをそのまま受け入れます。

私は、めちゃくちゃ腹が立っているな! 相手の言動に腹が立っている。自分のことをないがしろにされたみたいで腹が立っている!
本当は相手に丁寧に扱ってほしい、でも今の自分は相手にとって、そうしようと思える状態にない。
だったら、丁寧に扱われるだけの存在になろう。
そういう存在ってどんな存在だろう。存在感があって、一緒にいるだけでうれしくなるような相手とは、どんな存在なんだろう。

こんな風に、感情をありのままに受け入れて、さらに自分が本当はどうありたかったのかを知ります。
そうすれば、自然と自分自身にできることが見えてきます。

ポイントは感情は押し殺さずにむき出しにすること。
その先の行動をちゃんと考えること。

こうやっていくと、上司に理不尽な怒りをぶつけられたとしても、かなり冷静に対応できるようになっていきます。

理不尽な怒りをぶつけないでほしい、と伝えることもできるようになるし、そのうえで自分自身の改善すべき点も見出すことができる。

相手の望むことに応えるのではなくて、自分から見て相手が幸せになるためにできることをしていくことが大切だと思います。
「相手のため」を最初に考えてしまうと、自分がやりたくないことをやる必要が出てきますが、「自分」を主体に「相手のためになることで、自分ができること」を考えていけば、自分にできることで、無理をせずに行動することができるのではないかなと思います。

 

ぜひ、騙されたつもりで、、いや、だまされてやってみてください。

意外と自分も周りの人も幸せになれる方法です。

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